ウォーターゲート事件とマスコミ 3

ニクソンが正式に辞任したのは8月9日でした。


この年のピューリッツァー賞には、公共報道部門で『ワシントン・ポスト』紙がみごと栄冠をかち得ています。


・・・しかし、個人賞にはならなかったので、終始この報道に専心してきたウッドワードとバーンスタインは大いに不満でした。


2人はこの事件を主題にして、2冊の本を書いています。


その1冊は『大統領の陰謀』で、ベストセラーになったばかりか、映画にまでされました。


ウォーターゲート事件は国民には大きな衝撃を与えましたが、それでもアメリカのデモクラシーが辛うじて守り抜かれたのは、国民の2人への支持があったからこそです。


その陰にウッドワードやバーンスタインに代表されるようなアメリカのマスコミの一致した力があって、世論を正しく導いたことは、大いに評価されねばなりません。


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